先日来た父と母がリブロックを持ってきた。
兄と僕が産まれた当時の母が「これは絶対にずっと遊び続けられるはず」と思って、当時かなりの値段がしたけれど(今でも同じくらいのベーシックセットで3万2千円くらい)思い切って買ったものだった、ということをその時初めて聞いた。
母の思惑は見事に的中した。というか、思惑以上に長い年月をこのブロックは活躍し続けることになる。
ぼくはたぶん兄と一緒に物心つく前から小学校くらいまでよく遊んでいた。ぼくが中学くらいになって遊ばなくなってからは近所のお家にも貸し出されていた。こうして今、伊吹くんのてもとにやってきたからあと10年位は遊ぶだろう。ここまでくるともしかしたら伊吹くんの子どもの元にも行くのかもしれない。流石にそのときには僕の父母はいないだろうから、こうした曰くをなにかメッセージカードにでも残しておこうか、などと自由な妄想を楽しむ。
ところで、こういうものって親のほうがハマってしまうということはよくあることだと思うけれど、ご多分に漏れずぼくはさっそく久しぶりのリブロックに夢中になった。伊吹くんはまだブロックをはめることすら難事業なので、長い棒でぼくを叩いてくるけれどそんなものは相手にせず、ネットで見本や作り方を見て作り込む。(当時はほとんど見本や作り方は見ずに作ってたのでやってみたくなった)
検索すると公式サイトだけでもいろいろ載ってる。 |
見本通りトラックを作ってみた。 |
おおー。でもなんかバランスとかが変。
ということで少し改良。
見本と違っているところを直しつつ、独自にバランスを変更。 |
上から見た所 |
後ろから |
肝心の伊吹くん(一歳5ヶ月)の反応はというと異様なものを目撃してしまったように後ずさりしていきました。何度やっても同じ感じであまり触ろうとしないので、これはおそらく車として認識されておらず、なんか変なブロックの塊にタイヤがついてて動く、くらいの感じで見えているのだと思われます。
考えてみればトラック自体を認識できるようになったのがつい最近のこと。このブロックをトラックだと認識するためには、さらにそこからトラックの形とか基本的な性質みたいなものを抽象的に捉えて、類似したものに当てはめるというステップが必要なわけで、どうやらブランク明けの第一号作品は不評のまま終わりそうです。
次はもうちょっとシンプルに遊べるものを作ってみよう。
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