【9】基礎から作った玄関ほぼ完成 制作過程まとめ

2018年11月10日土曜日

DIYとセルフビルド

ここのところ熱心に作っていた玄関が完成。




正面から見るたところ。幼児が思わず登りだす階段。

あとは靴棚や資源ごみを淹れておく棚を作り、側面の扉や屋根側面の壁をつけていきます。ここのところ長文ばっかりだったので、たまには写真中心で、ここまでの経過を見てみたいと思います。


玄関づくりの様子




最小限の家を建ててあとから作り足していけばいいと思って建てたので、玄関機能はそれほど高くありませんでした。不便だったのは庇が短いので雨が降りかかるのと、扉を入って靴を脱ぐスペースが狭いこと。




どうせ作るなら、何十年も使い続けられて思いっきり今の自分達の使い勝手の良いものを。ということで、階段含めてかなり広め(320cm×150cm)の屋根を付けて靴やちょっとした収納も兼ねたものを作ることに。完成してから近所の人に「設計図も書くんですか」と聞かれましたが、一応こんなものを。。。。設計図と言うには恥ずかしいので秘密ですが。




まずは、水糸という建物の直角や平行の基準となる糸を貼ります。
こんなやつ。



「なんでこういうの(水糸)やってんの」とこれまた散歩中のご近所さんに聞かれたことがありますが、これがないと、建物の並行が歪んでずれてしまったり(ひし形みたいになる)します。写真では竹でやってますが、これはしなってしまって全然駄目でした。
(本来は木製の杭なんだけど、余ってる材料がなかったので)

本宅を建てるときは高さも水糸で基準を出して印をつけてましたが、今回は中と外の中間くらいの位置づけの建築物なので、それほどシビアにならず水準器で微調整。


ちゃんと長さが揃ってるか最終確認中。


で、今ある階段(土留の板に砂利を敷いたもの)を取り除き、石と砂を移動させて、土台を乗せる束石をコンクリートで固定します。(下穴を掘って石を敷き、コンクリートをかけてまた石を敷き、という形で高さを調整)かくとさらっとしてますが、土をいじる作業は本当に体力が削られて、ここで一度腰痛が悪化してダウン。



基礎ができたので、次はその上に土台を作っていきます。ここはそれぞれの木が噛み合わさるように切り込みを入れてパーツをつくり、それらをはめていきます。



柱も基本的には同じように穴を開けるのと、その穴にあうような凸部分をカットしてはめ込みます。

だんだんできてきた


うえから叩いて押し込むくらいがちょうどいい

上の梁は屋根がはみ出す分土台より長くなるので継ぎの加工


組み終わったらその上から垂木をつけて、屋根工事へ。


同じ頃伊吹くんは地面を這うナニカに夢中に



屋根の素材はいくつか候補があったのですが、玄関を明るくしたいので中空ポリカーボネートという透明な素材のものにしてます。ホームセンターで購入。


下から見た所

だいぶ形になってきた


あとは壁と床を貼っていき

板を張る作業は目に見える変化が大きいので充実感がある

階段ができたら完成

ここまでできると大雨が降っても風がなければほとんど中には振り込まない。ここから使いながら棚の大きさや位置、窓や扉(をつけるかどうか)をゆっくり決めていくのこと自体が結構楽しかったりします。