「話す」という広場の中ではぼくは、フリースタイル的おしゃべりより、種目?の定められた音読の方が、だんぜん面白くて、身体が元気になってきます。
発する言葉は一文字単位「てにをは」さえも決まっているのに、ぼくには、自由なおしゃべりよりも「話す」という体験が自由にのびのびと広がっていくような感覚があります。
この数年、何度も何度も僕にとっての面白さを確かめてきた音読を、自分なりに面白く続けていく方法として、音声データをsound cloudo上にアップしていくことにしました。リアルな音読の舞台もそのうち。
第一回は、岩波文庫版 ロマン・ローラン「ジャン・クリストフ」一巻より。幼いクリストフが祖父のくれたピアノを触りだしたときの音の世界の様子。友人から紹介されて読むまでタイトルしか知りませんでしたが、この作品、一人の偉大な音楽家の一生を生まれるところから描いている作品なんですね。
音読の箇所は、きっと作者はこういう音の世界を描きたくて、一人の人の一生を書き続けている。んじゃないかなという一節。一巻は家族や恋人や親友とのすったもんだが続くのですが、その中で突出して、クリストフが音に触れる時間が鮮やかに描写されています。
第一回は、岩波文庫版 ロマン・ローラン「ジャン・クリストフ」一巻より。幼いクリストフが祖父のくれたピアノを触りだしたときの音の世界の様子。友人から紹介されて読むまでタイトルしか知りませんでしたが、この作品、一人の偉大な音楽家の一生を生まれるところから描いている作品なんですね。
音読の箇所は、きっと作者はこういう音の世界を描きたくて、一人の人の一生を書き続けている。んじゃないかなという一節。一巻は家族や恋人や親友とのすったもんだが続くのですが、その中で突出して、クリストフが音に触れる時間が鮮やかに描写されています。
※「暮らしの中での音読」なので、家の中の音(食器の音や息吹くんの声など)も入っています。気になる方には前もって。気にならない方はそれも含めて楽しんでいただければ。
【関連ページなど】
小林健司 旧ブログ
・音読とピアノと絵本
音読が嫌いだった大谷さんの音読の感想。
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